皆さんは、日本におけるスマートフォン普及率がどれほどかご存じですか?総務省の調査によると、2018年度時点でスマートフォンの世帯保有率は75.1%と、パソコン保有率の72.1%を超えました。個人保有率を見ても60%を超えており、これから先、集客を考えるのであればスマートフォンユーザー向けの対策は必要不可欠です。
近年、ウェブ上の集客方法として「SEO」と「MEO」という言葉をよく耳にするようになりました。SEOは「Search Engine Optimization」、MEOは「Map Engine Optimization」の略です。「Engine Optimization」は「~エンジン最適化」という意味ですので、それぞれ「検索エンジン最適化」「マップエンジン最適化」という意味です。
SEOとMEO、それぞれに対策業者が多数あり、さまざまな施策を行っています。しかし、中には効果の定かでない、ペナルティ対象になりかねない施策を行っている業者もありますので注意が必要です。
SEOとMEOのNG施策例
<SEO>
SEO対策に関して言えば、Googleの検索エンジンアルゴリズムもアップデートを繰り返し、ペナルティ対象となる「ブラックハットSEO」の検知精度は非常に高くなっています。しかしながらアルゴリズムの穴を突き、検索ユーザーの意図を満たすという観点から離れた施策を行っている悪質な業者がいることも確かです。
ブラックハットSEOで代表的なものは「ワードサラダコンテンツ」のような「低品質なサイトからのリンク」です。
ワードサラダコンテンツは、人工知能やマルコフ連鎖を利用した、特定のキーワードを含む文章の自動生成文章を指します。文章の体裁になっているものの人の目で見ると意味不明の文章になっていることが特徴です。キーワードをサラダのようにごちゃまぜにすることから「ワードサラダ」と呼ばれます。
これはペナルティの対象であるとGoogle側も告知しているものの、いまだに用いている業者は少なくありません。
低品質なサイトからのリンクは、ワードサラダコンテンツ掲載サイトやアダルトサイトなど公序良俗・モラルに反するサイトからのリンクを指します。リンク先と紹介文のジャンルが一致していない場合も「無関係のサイトからのリンク」としてペナルティの対象となる可能性があります。
これらブラックハットSEOを行う業者は、格安料金をうたっている業者が多いです。何事も、相場と比べて安すぎる業者には依頼しないようにしましょう。
<MEO>
一方、MEO対策は歴史が浅く、発展途上な部分があります。とはいえ適当な対策では上位表示されることはありません。
MEO対策でよくあるNG施策は、店舗名の項目に検索キーワードを詰め込む方法です。店舗名に店舗名と無関係なキーワードをつけ加えることは、リスクがあるので注意しましょう。
MEO対策は、SEO対策に比べると業者に依頼しなくともできることが多いため、MEO対策業者に依頼しなくてもよい、と思われる方もいますが、対策業者はペナルティの基準などを熟知しているため、依頼することで効率的に、ペナルティのリスクも低く対策ができます。そのため、MEO対策こそ対策業者へ依頼することが重要です。
いずれにせよ重要なことは「検索したユーザーの利便性を高める」ことです。これを理解していれば、小手先の対策で順位を上げようとは考えないでしょう。
対策業者を選ぶ基準は?
どちらの対策業者を選ぶ時も、重視するべきは実績のあるプロフェッショナルかどうかです。上位表示率や継続率が高水準を保っている業者であれば安心して依頼ができます。
また、まだ歴史が浅いMEO対策業者を選ぶときは実績のほかにも、有益な情報を多数発信している業者であるかも確認しましょう。たとえばGlumaというMEO対策サービスでは、MEO対策に関することのみならず、Googleマップの便利な小技などもコラム的に紹介しています。このことからわかることは、対策先であるGoogleマップへの理解度が深いということです。こちらは上位表示率も継続率も高水準です。MEO対策を考えているなら、まずはGlumaのコラムを確認してはいかがでしょう。