インターネットが発展し、ユーザー1人ひとりの好みに合わせた「パーソナライズ広告」もあることから、数ある広告の中でもウェブ広告が最も費用対効果が高い、そう考えてはいませんか?確かにパーソナライズ広告は他の広告と比べるとクリック率が高いです。しかし、その好みを学習するためにCookieを利用しているため、人によっては「ウェブ上の履歴を不正に取得されている」と考え、せっかくの広告が逆効果になってしまうこともあります。

また、ウェブ広告と一言で言っても、テキスト広告、バナー広告、動画広告と3種類あります。最も効果が高いのは動画広告ですが、効果が高い分コストもかさんでしまい、必ずしも費用対効果に優れるとは限りません。また、商材によってはそもそもウェブ広告が向いていないこともあります。

比較的どのような商材であっても効果を発揮する広告があります。それはDMです。BtoCはもちろん、BtoBでも使われており、代わり映えのしない宣伝手法なのではと思われるかもしれませんが、裏を返せばそれは王道であるということです。何事も基本を押さえなければ応用はできないものです。

DMは工夫次第で費用対効果を何倍にも高めることができます。DMの恩恵を最大限受けるためにはまず、何に最もコストがかかっているかを知る必要があります。

DMの効果を高めたいなら〇〇を見直そう!

皆さんは「DMで最もコストがかかる部分」と聞いて何を思い浮かべますか?その答えはずばり「送料」です。発送にかかるコストが最も高く、はがきサイズであればDMの総コストのうち、最大80%を占めるとする業者もいます。

そしてDMにはほぼ必ず、返送されるものがあります。これを「不着DM」と言います。これを減らすことが第一のコストカットと言えるでしょう。

不着DMを減らすためには、名簿のクリーニングが重要です。不着になったものと照らし合わせて、適宜消去・修正していく必要があります。この作業だけで不着率を大幅に下げることができます。

名簿のクリーニングが終わったら、送料の見直しを行いましょう。多くの企業では発送代行業者を利用しているでしょう。お得な代行業者を選ぶにはまず、運送会社との特約を結んでいるか確認しましょう。

特約は特別な送料単価のことです。一定以上のDMを発送しなければこの特約を結ぶことはできません。また、特約はDMの扱いに習熟していることを証明します。DM関係で扱いがややこしい「信書」に関しても、特約を結んでいる業者であれば気軽に相談することができるでしょう。

DM料金に最もかかわる発送コストを下げるには、DM代行業者に相談することをおすすめします。代行業者のDM料金の割引率などはこちらが参考になります。こちらはヤマト運輸と郵便局の間に特約を結んでおり、年間約800社3億通もの取引があります。個人情報の取扱いを熟知している証「プライバシーマーク」を取得していることからも、大切なお客様の情報が詰まったDMを預けるに値する業者でしょう。